一日一歩の足跡帳、二人三脚の一挙手一投足(記録簿)、三者三様・喧々諤々・侃々諤々、夢支援の覚書、日々の歳時記、一期一会の備忘録、運鈍根の日々是好日、平々凡々な日々、悠々閑々な日々、時々刻々な日々
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可能なら、何時代に行ってみたい?

可能なら、

  遠い過去と遠い未来を交互に
  行き交いながら、現代

と想います。そう、まるで

   火の鳥

のように。


手塚治虫が漫画家として活動を始めた初期の頃から
晩年まで手がけられた、手塚治虫のライフワークと言えば、、、

   火の鳥

です。別のブログネタで不老不死の薬があったら飲む?
ってのがありましたが、

   火の鳥の生き血
を飲むと、不老不死になれるのでしょうか?(微笑

古代から超未来まで、地球(主に日本)や宇宙を舞台に、

   生命の本質・人間の愚行・愛

が、手塚治虫自身の思想を根底に壮大なスケールで
描かれています。

この火の鳥、ご存知の方も多いでしょうが、
『COM』以降の作品は、過去と未来が交互に描かれ、
段々現代に近づいていくという構成になっており、
最後は現代を舞台とした物語になるはずでした。

各編はハッピーエンドに終わることは少なく、主人公
たちは悩み、苦しみ、闘い、運命に翻弄され続ける。
いずれは『鉄腕アトム』等の代表作と繋げていく
予定だったようです。


火の鳥で描かれる歴史上・神話上の人物・出来事を、
ここではあえて、過去と未来に分けてご紹介します。
火の鳥 DVD-BOX
¥23,625


【 過 去 】

<黎明編>
3世紀の日本。ヤマタイ国とクマソ国の争いを舞台に、ヒナクとナギの姉弟、ヒナクと結ばれるヤマタイの間者グズリ、防人の猿田彦たちの数奇な運命を描く。ヤマタイ国がクマソを攻略した裏には、老いた卑弥呼が火の鳥の生き血を欲していたという事情があった。大和朝廷の成立については江上波夫の騎馬民族説を採用している(本作品執筆時には話題になった説だが、現在ではほぼ否定されている。作品中でも邪馬台国と大和朝廷の風俗が似通っているなど、矛盾した描写も見られる)。

イザナギ
邪馬台国
卑弥呼(→アマテラス)
スサノオ
サルタヒコ
ウズメ
ニニギ
天岩戸
魏志倭人伝

<ヤマト編>

古墳時代の日本。クマソの長[2]川上タケルの妹カジカと、ヤマト国の王子オグナの間に芽生えた許されざる愛の物語。オグナはヤマトタケル、川上タケルは川上梟帥がモデル。『古事記』・『日本書紀』の日本武尊伝説と、日本書紀の垂仁紀にある殉死の風習廃止と埴輪にまつわるエピソードも下敷きにしている(埋められた殉死者のうめき声が数日にわたって聞こえたという元の伝承を、火の鳥の生き血の効果であるとし、期間も1年にわたっての事としている)。石舞台古墳造営にまつわるエピソードがあるが、史実ではもっと後代の古墳であり、殉死者が埋められているという事も無い。手塚治虫はあくまで『古事記』・『日本書紀』は伝説であって、実在の天皇家とは何も関係は無いとコメントしている。

ヤマトタケル
クマソタケル
ヤマト大王(おおきみ)
石舞台古墳

<鳳凰編>

奈良時代。権力に翻弄される2人の仏師、茜丸と我王の宿命の戦いを吉備真備と橘諸兄による奈良東大寺の大仏建立を絡めて描く。火の鳥は我王に悪行のせいで子孫達が持つ事になる宿命を語り、怒りを奮起させる事で彼の腕をより上達させる。一方、悪党だった頃の我王に傷つけられた過去を逆手に取り、彼に罰を与えて都から追放する事で栄華を得た茜丸には、二度と人間には生まれ変われないという残酷な運命を彼の死の直前に告げる。苦しみに耐え続けながらも最後にはそれを肯定する我王、権力の庇護を得慢心に陥ってしまった茜丸の対比。人間の名誉と愛を望む醜さ、そして真の幸福とは何かと言った非常に深い題材を取り上げ、この「鳳凰編」を『火の鳥』全編中の最高傑作とみなす向きは非常に多い。ただし史実では橘諸兄によって重用されている吉備真備が、この作品では政敵として対立しているなど、史実の改変も多々見られる。K&Mにてフィギュア化されたのもこの話。

良弁僧正
橘諸兄
吉備真備
奈良の大仏
ダイダラボッチ-我王

<羽衣編>

三保の松原
平将門の乱(承平天慶の乱)

10世紀、三保の松原。天の羽衣の伝説を元に描いた小編。

全編が、舞台で演じられる芝居を客席から見たようなアングルで描かれたものになっている。 非常に短い作品であるが、放射能障害についての表現についての問題や、作者の意向があり、1980年まで単行本化されなかった。本来は「望郷編(未完)」と関連する話であるが、1980年に単行本化される際、描き直された後は全く独立した話になっている。

<乱世編>

平安末期。木こりの弁太(弁慶)と田舎娘おぶうは源平の抗争に巻き込まれ、すれ違いの運命を送っていく。源平の抗争や源頼朝・義経兄弟の相克には、火の鳥の争奪が関わっているという筋立て。弁慶伝説を下敷きとする。「鳳凰編」の我王のその後(義経の師匠鞍馬天狗になった)も語られる。実体化状態の火の鳥は本編では登場せず、作中で火の鳥として登場するのは実は孔雀であった。何度も描き直されており、雑誌掲載版、角川書店版、朝日ソノラマ版・講談社版はかなり細部が異なる。英雄として名高い義経が、本作では目的の達成のためには何物をも犠牲にして憚らぬマキャベリストとして描かれる。

鞍馬天狗
弁慶
平清盛
源頼朝
源義経(牛若丸)
木曽義仲
手塚太郎光盛
壇ノ浦の戦い
鳥獣戯画
鹿ヶ谷の陰謀

<異形編>

戦国の世。残虐非情の父を恨み、その復讐のため尼を殺した左近介に恐ろしい因果応報が巡ってくる。八百比丘尼伝説を下敷きにしている。
人魚・八百比丘尼
応仁の乱
画図百鬼夜行

<太陽編>

千年の時代を隔てた2人の主人公により、2つの物語が並行して進行していく。白村江の戦いで新羅に敗れ、唐の将軍に顔の皮を剥がされ狼の顔を被せられた主人公、百済の王族の血を引く少年ハリマは命を助けられた占い師のオババ、百済救援のために派遣された阿部比羅夫と共に日本に漂着して犬上宿禰(いぬがみのすくね)と名乗り、やがて壬申の乱に巻き込まれてゆく。一方、21世紀の日本は光一族に支配されており、地下世界(シャドー)に住むもう1人の主人公、坂東スグルは工作員として生きていた。

単行本化の際に連載版の未来側のストーリーが大幅に変更され、かなりのカットがなされている。連載版の未来側では火の鳥が登場したり、猿田が罰を受けるなどがあったりしたが、これが省略されている(古代側では火の鳥は傍観者に徹しており、その一方で未来において直接介入するのは行動が矛盾しており、それを整合させるためと思われる)。また、NHKのテレビアニメ版では未来側の物語が省略されている。

扶余豊璋
阿倍比羅夫
天智天皇
大海人皇子
大友皇子
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【 未 来 】

<未来編>

西暦3404年。地球は滅亡の淵にあり、地上に人間はおろか生物はほとんど住めなくなっていた。人間たちは世界の5ヶ所に作った地下都市“永遠の都”ことメガロポリスでコンピュータに自らの支配を委ねた。メガロポリス「ヤマト」と「レングード」の対立に端を発した戦争勃発で、あらゆる生物が死に絶える。独り生き残った山之辺マサトは火の鳥に地球復活の命を受ける。マサトは生物が絶滅してしまった地球で、再び生命が誕生し、進化を続けて再び人類が、人間が誕生する日まで見守り続けることを永い永い孤独の中で決意しなければならないことを悟った。ラストが黎明編へ繋がるような展開となっており、「火の鳥」全編の構成を示唆している。

<宇宙編>

西暦2577年。ベテルギウス第3惑星から地球へ向かう宇宙船は、操縦者である牧村五郎の自殺によって事故に逢う。生き残った乗務員は宇宙救命ボートで脱出する。だが、自殺したと思われた牧村五郎には、火の鳥もかかわる因縁めいた過去があった。乗務員間の切ない愛憎のドラマ。

<復活編>

西暦2482年。科学の力で復活することが出来た主人公の少年レオナは、電子頭脳のために生命体を無機質なものとして認識するようになってしまう。逆にロボットが人間に見えるようになったため、ロボットであるチヒロに恋心を抱き愛し合うようになる。生命に細工を加えてしまった人間の罪と罰、問われる生死の意味。主人公の事故死の背景には、アメリカにおいて主人公がフェニックス(火の鳥)の生き血を入手したという過去がからんでいる。

なお、レオナは頭の手術を受けたため一時的に坊主頭となっているが、NHKのテレビアニメ版では包帯を巻いただけの描写となっており、その点がぼかされていた。

<羽衣編>

10世紀、三保の松原。天の羽衣の伝説を元に描いた小編。

全編が、舞台で演じられる芝居を客席から見たようなアングルで描かれたものになっている。 非常に短い作品であるが、放射能障害についての表現についての問題や、作者の意向があり、1980年まで単行本化されなかった。本来は「望郷編(未完)」と関連する話であるが、1980年に単行本化される際、描き直された後は全く独立した話になっている。

<望郷編>

八丈島のタナ婆伝説(あるいはそれと共通する西南太平洋各島の妊婦創世伝説)を下敷きとしている。エデン17という小さな星で子孫の繁栄のために健気に生きる地球人ロミ。老いた彼女は地球への望郷の想いを募らせる。『COM』版の「望郷編」(未完)との関連はほとんどなく、唯一、被爆した少年コムだけが、ムーピーと地球人との混血児という設定で再登場している。何度も描き直されており、雑誌掲載版、角川書店版、朝日ソノラマ版・講談社版の各単行本では、内容が異なり、例えば、中盤以降登場する宇宙船に他の宇宙人が搭乗したり、地球に向かう途中に立ち寄る星に違うものがあったりする。

<生命編>

西暦2155年。視聴率を上げようと焦るTVプロデューサー青居は、クローン人間による殺人番組を考案する。クローン技術の本場であるペルーに向かうが、ペルーがクローン技術の実用化に成功したのは、火の鳥の血を引く女性の影響があった。 雑誌掲載版と単行本では、エンディングがまったく異なる。

<太陽編>

千年の時代を隔てた2人の主人公により、2つの物語が並行して進行していく。白村江の戦いで新羅に敗れ、唐の将軍に顔の皮を剥がされ狼の顔を被せられた主人公、百済の王族の血を引く少年ハリマは命を助けられた占い師のオババ、百済救援のために派遣された阿部比羅夫と共に日本に漂着して犬上宿禰(いぬがみのすくね)と名乗り、やがて壬申の乱に巻き込まれてゆく。一方、21世紀の日本は光一族に支配されており、地下世界(シャドー)に住むもう1人の主人公、坂東スグルは工作員として生きていた。

単行本化の際に連載版の未来側のストーリーが大幅に変更され、かなりのカットがなされている。連載版の未来側では火の鳥が登場したり、猿田が罰を受けるなどがあったりしたが、これが省略されている(古代側では火の鳥は傍観者に徹しており、その一方で未来において直接介入するのは行動が矛盾しており、それを整合させるためと思われる)。また、NHKのテレビアニメ版では未来側の物語が省略されている。

<アトム(再生?)編(構想のみ)>

初出 : 連続ラジオ小説「火の鳥 乱世編」(NHKラジオ第1放送 1980年3月21日)、その他にも証言複数有り。
本編OA後に手塚治虫自身が21世紀が舞台であるので『鉄腕アトム』の外伝を描いてみたいと構想を語っている。具体的な構想があったわけではないが、断片的なアイデアとして、「アトムはロボットであり、不死の存在と言える。その魂は、最終的には、火の鳥に救われるのではないか」と言うことと、「意識していたわけではないのだが、お茶の水博士はその容貌からして、猿田の血を引いていると思う。彼はアトムの最期を見届けることになるだろう」と語っている。この構想の一部が2003年のゲーム「ASTRO BOY・鉄腕アトム -アトムハートの秘密-」に生かされている。

<現代(完結)編(構想のみ)>

初出 : 『ニュータイプ100%コレクション 火の鳥』(角川書店/1986年刊行)、その他にも証言複数有り。
手塚治虫は「火の鳥」の全体構成を、黎明編から時代を下り、また未来編から時代を遡って、現代編で結実するものとしていた。しかしながら作品自体が長期化するにつれて、「現代」自体がその時によって変化してしまうため、この初期構想は実現しなかった。実際にも太陽編では時代設定が21世紀初頭、及び飛鳥時代となっている。異形編において戦国時代まで時代が下った訳だが、再び時代を遡った事になり、初期構想が破綻した事を示している。また太陽編の連載時は80年代であったため21世紀は未来扱いであったが、既に21世紀が到来して過去になってしまった。

後に角川春樹との対談の中で、手塚治虫自身が「現代編」の新たな構想を語っている。手塚は「現代」というものの解釈を「自分の体から魂が離れる時」だとし、その時こそ「現代編」を描く時だとした。ほかに「1コマ」「ひとつの話」「火の鳥の終末になっていること」、と「現代編」の構想を語った。しかし、残念ながらこの新たな構想による「現代編」が描かれることはなかった。『ブラック・ジャック』の一編である「不死鳥」において、現代社会の中の「火の鳥」が描かれているが、手塚自身がこの作品を封印していたこともあり(「火の鳥」の「現代編」との兼ね合いを考えての措置だったと言われている)、「現代編」との関連は薄いと見るべきであろう。

  ※『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋・再編集しています。

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